【動画：予約注文を理解する】
予約注文とは？注文種別を理解する
このモジュールでは、指値・逆指値注文がどのように発注されるかご説明いたします。
指値・逆指値注文は、前もって定めた価格で将来、通貨ペアを売買するよう指示します。
指値・逆指値注文はシンボルの価格が最初に設定した価格に達した時のみ約定されます。それ以外の場合は、注文は作動しません。
更に、指値・逆指値注文の有効期限を決めることができます。
つまり、一定期間に価格が要求される水準に達しなかった場合は、MT4は自動的にその注文を削除します。
買い注文と売り注文
指値・逆指値注文を発注する際には、常に現在価格があります。全ての価格は常に2つの呼値で表示されます。全ての買い注文は買値で開かれ、売値で閉じられます。また、全ての売り注文は売値で開かれ、買値で閉じられます。今すぐ注文を開くことにした場合は、買い、または売りの2つの選択肢のみ選ぶ必要があります。
指値・逆指値注文の４種類の選択肢
前述の通り、指値・逆指値注文は「現在価格」ではなく「将来価格」で設定されます。その場合、2つの可能性があります。将来の価格が「現在価格」より高いまたは低いといういずれかです。高い将来価格、および低い将来価格のどちらにおいても買いまたは売りの2つの注文タイプを発注できます。そして、両注文とも、買値および売値に従い設定する必要があります。これにより、指値・逆指値注文には４種類の選択肢が与えられます。
将来の価格が「現在価格」より高くなると予想した場合は、買い注文の発注を決定すべきですし、一旦将来価格に達した後下降し始める場合は、売り注文を発注すべきです。将来価格が「現在価格」より低くなると予想した場合は、価格が下降し続け、売り注文を発注すべきかを評価する必要があります。もしくは、一旦価格が、低い将来価格に達した後、上昇し始めるなら、買い注文を発注すべきです。
これらの4つの指値・逆指値注文タイプは、買い逆指値、売り指値、買い指値、売り逆指値、と呼ばれます。
指値・逆指値注文タイプをより詳しく見て見ましょう。
指値・逆指値レベル
全ての指値・逆指値注文は「現在価格」から一定の距離（値）で発注する必要があります。この距離は「指値・逆指値レベル」と呼ばれ、各商品はそれぞれ特定の値をもっています。これらはXM.COMのウェブサイト上で確認することができます。
まず、サイト上部のタブから「取引」→「取引商品」→「FX取引」を選択します。各商品のスプレッド一覧が表示され、一番右側の項目が「指値・逆指値レベル」です。
１.「買い逆指値」注文
まずは「買い逆指値」注文タイプのグラフ表示から見てみましょう。
買い注文は買値で開かれ、売値で閉じられます。「買い逆指値」注文はより高い将来の買値で開く必要があります。この種の注文で利益を得るには、決済する売値が開いた買値より高くなければなりません。
2.「売り指値」注文
次は「売り指値注文」を見てみましょう。すべての売り注文は売値で開かれ、買値で閉じられます。「売り指数」注文はより高い将来の売値で開く必要があります。この種の注文で利益を得るには、決済する買値は「開かれた売値」より低くなければなりません。
３.「買い指値」注文
次の指値・逆指値注文タイプは「買い指値」注文です。全ての買い注文は買値で開かれ、売値で閉じられます。「買い指値」注文は「より低い将来の買値」で開かれなければなりません。この種の注文で利益を得るには、決済する売値は「開かれた買値」より高くなければなりません。
４.「売り逆指値」注文
4つ目の指値・逆指値注文タイプは「売り逆指値」です。全ての売り注文は売値で開かれ、買値で閉じられます。「買い指値」注文は「より低い将来の買値」で開かれなければなりません。
「売り逆指値」注文で利益を得るには、決済する買値は「開かれた売値」より低くなければなりません。
メタトレーダー4ガイド
１．取引口座を用意する
２．MT4ダウンロードとログイン
３．チャート画面の基礎
４．気配値表示の基礎
５．ターミナルウィンドウの基礎
６．ナビゲーターウィンドウの基礎
７．MT4における発注
８．口座履歴、決済された取引
９．気配値表示の詳細
１０．MT4のチャート管理
１１．チャート画面のプロパティ
１２．インジケーターとスクリプト
１３．MT4におけるチャートの組表示設定
１４．MT4における定型チャート作成
１５．ターミナルウィンドウの詳細
１６．エキスパート・アドバイザーのインストール方法
１７．MT4プラットホームのカスタマイズ
１８．予約注文を理解する
１９．MT4における予約注文の発注
２０．XM webtrader端末
２１．MT4におけるトレーリング・ストップ
２２．損切りと利益確定
２３．MQL5-トレーディングシグナル
２４．マルチターミナルウィンドウの基本
