海外FX業者のHotForexは、グループ全体で3つのライセンスを持つ信用力の高い業者の一つです。日本での知名度はいま一つですが、海外FX最大の口コミサイト「FPA」では特に高い評価を受けるなど、海外での人気が高いFX業者です。
とはいえ実際に提供するサービスが優れていなければ利用できません。
ここでは「取引コスト」という観点から、HotForexの人気の秘密に迫っていこうと思います。
HotForex(ホットフォレックス) スプレッドと取引手数料を比較
「取引コスト」と言って真っ先に浮かぶのは、やはり「スプレッド」です。
STP方式のマイクロ口座は、ドル円平均1.7pips。
ECN方式のZERO口座ではドル円平均0.4pips、プラス取引手数料往復8ドル(換算すると0.8pips)で合計1.2pips。
これは業界全体では安いと言えるのでしょうか?
他のいくつかの海外FX業者と比較してみましょう。
まずはSTP方式のドル円平均スプレッドからまとめます。
業者・口座タイプ | 平均スプレッド (ドル円) |
---|---|
Tradeview スタンダード口座 |
1.8pips |
Axiory スタンダード口座 |
1.5pips |
HotForex マイクロ口座 |
1.7pips |
XM マイクロ口座 |
2.0pips |
ふむ。
最安値ではありませんが、比較的安いスプレッドを提供してますね。
次はECN方式でのドル円の合計コストを比較してみましょう。
業者・口座タイプ | 手数料 (pips換算) |
平均スプレッド (ドル円) |
合計コスト (平均) |
---|---|---|---|
Tradeview ILC口座 |
0.5pips | 0.3pips | 0.8pips |
Axiory ナノスプレッド口座 |
0.6pips | 0.4pips | 1.0pips |
HotForex ZERO口座 |
0.8pips | 0.4pips | 1.2pips |
XM ZERO口座 |
1.0pips | 0.1pips | 1.1pips |
おや、こちらはワーストになってしまいましたね。
とはいえ、実際の平均スプレッドは時期によってまちまちです。
合計コストではAxioryやXMと僅差ですが、それらとレベル的には変わらないでしょう。
今回の比較では特に取引コストの安い業者を引用したのもありますが、「全体的には悪くない」といった印象です。
結果としてスプレッドはベストでは無いがベターという立ち位置です。
しかし、この結果ではHotForexの人気の秘密はわかりません。
そこにはなにか理由があるはずです。
そう。
実は、その業者での「取引コスト」を知るためには、「スプレッド」だけでは判断しきれないのです。
HotForex(ホットフォレックス)のスプレッドが広い理由とは?
一般的にスプレッドが広い業者の特徴として、
- 手厚いボーナスを持つ
- 信用あるライセンスを持つ
- 約定力やプラットフォーム、サポートや公式サイトのコンテンツなど、サービスが強化されている
などが挙げられます。
HotForexの長所は、
- 豪華なボーナスを持つ
- 信頼性が高い
- 8つの口座タイプを提供
- 最大レバレッジ1000倍で追証なし
などが挙げられます。
特にボーナスの有無は取引コストにも関わってくる重要な要素です。
HotForexのボーナス
HotForexは以下の3つのボーナスを提供しています。
トレーダーはこの中から1つのボーナスタイプを選択して申請します。
- 100%スーパーチャージボーナス
- 100%クレジットボーナス
- 30%レスキューボーナス
(※口座ごとに適応可能なボーナスが異なる点に注意)
いずれ劣らぬ優秀なボーナスですが、一番派手なボーナスである「100%スーパーチャージボーナス」を紹介します。
「100%スーパーチャージボーナス」はFIX、プレミアム、イスラムの口座に適応可能なボーナスです。
これはFX業者でも珍しい、ボーナスクレジットとボーナスリベートの2つをまとめたボーナスです。
- 最低入金額250USD以上の入金ごとに100%のボーナスクレジット(最大5万USD)。
- 1LOTの取引を行うごとに2UDSのキャッシャバック(上限累計8,000ドル)。
前者の、入金ごとに100%のボーナスは確かに一見豪華で素晴らしいですが、
「取引コスト」の観点から見れば、後者のキャッシャバックこそが真の目玉と言えます。(ボーナスだけで見ると30%レスキューボーナスの方が優秀です。)
これは合計4,000LOTの取引をするまでは実質上の取引コストが「約0.2pips」安くなるのと同じ事です。
プレミアム口座の平均スプレッドは「1.7pips」ですから、実質コストは「約1.5pips」で取引できることになります。
これは上記のスプレッド比較では最安値のAxioryと並ぶ数字です。
ここに入金ごとのボーナスがついてくると考えると、どちらが本当にお得なのかは言うまでもありません。HotForexです。
HotForexロイヤリティプログラム
ボーナスの他にも、「ロイヤリティプログラム」というシステムがあります。
これはいわば「ポイント還元システム」です。
取引ごとにHotForexバー(ポイント)が獲得でき、様々な特典と交換できます。
(※登録が必要なので忘れずに!)
獲得できるバーはロイヤリティプログラムのレベルに応じて異なり、最高レベルのPlatinumでは1LOTの取引で12本のバーが獲得できます。
ロイヤリティプログラムのレベルは取引日数に応じて昇格し、Platinumには105日の利用で到達します。
(※30日以上取引をしていないと、レベルとバーはリセットされるのに注意!)
1,000本以上のバーは現金とも交換可能で、バー35本で1USDと交換できます。
具体的にはどれぐらいお得なのか?
仮にPlatinumレベルだったとして考えてみましょう。
3LOTの取引をすると36本のバーが獲得出来る事になり、35本のバーで1USDの現金化できるので、1LOTの取引ごとに取引コストが「約0.3ドル」下がるのと同じ状態です。
これをpips換算すると「約0.03pips」。
上記の(マイクロ口座の平均スプレッドにキャッシュバックが発生した場合の)合計平均コスト「約1.5pips」から、このロイヤリティプログラムを適応すると、合計コストは「約1.47pips」となります。
ついにAxioryを抜き去りました!
ロイヤリティプログラムについてはXMのように高還元率でボーナスに変換できればとんでもない実質スプレッドが実現するのですが、今後に期待しましょう。
HotForex(ホットフォレックス) 取引手数料とスプレッドまとめ
さて、ここまでHotForexの「取引コスト」に関わるサービスについて解説してきました。
ここで一度整理して、HotForexの「取引コスト」が最終的にどうなるか考えてみます。
HotForexのZERO口座は可もなく不可もなく、コストが安めな他の業者と同等と言った具合でした。
ここにロイヤリティプログラムを加味すると、同レベル業者よりは一歩前へ行ける、と言った結果です。
STP方式の口座では、100%スーパーチャージボーナスが利用できる口座でロイヤリティプログラムを加える事で、業界最安値の取引コストを叩き出しました。
そこに入金ごとのボーナスが付与される事を考えれば、もはや「HotForexは取引コストが高い」とは言えません。
更にコスト節約
あらゆるコンテンツをフルに活用することで、HotForexの取引コストが業界最安値に到達する事は分かりましたが、IB業者のキャッシャバックの利用で、更にコストを抑え込む事が出来ます。
数あるIB業者の中でも、「海外FXふぁんくらぶ」は「リベート率が他社より低い場合は引き上げます。」とサイト内のあらゆるページで公言しており、安心感があります。
「海外FXふぁんくらぶ」では、
- マイクロ/プレミアム/オート口座ではリベート率:0.68pips/lot
- ZERO口座ではリベート率:0.255pips/lot
を提供しています。
ドル円平均スプレッド1.7pips
プレミア口座に、このキャッシャバックを活用すると、実質コストは「1.02pips」まで下がります。
ZERO口座の平均合計コストは「1.2pips」でしたが、そこにロイヤリティプログラムとキャッシャバックを適用すると「約0.915pips」まで下がります。
信じられないような数字ですが、逆に言えばFX業者のサービスにはそれだけコストがかかっているという事です。
投資家の方も、そのコストを徹底的に突き詰める事で、初めて我々が支払っている手数料の還元を受ける事が出来ます。
逆にそれを知らずに取引をするというのは、お金を捨てるようなものです。
正しい知識と戦略を身に着け、より有利な条件で戦える方法を実行するのが肝心です。
で、結局どうしたら良いの?
最後に、ここで書いたHotForex活用法を実行するにはどうすれば良いのか、その手順をまとめます。
- 「海外FXふぁんくらぶ」に登録
- HotForexのプレミアム口座の開設
- ロイヤリティプログラムに登録する
- 最低限の取引でロイヤリティプログラムのレベルをPlatinumまで上げる
面倒なのは4番のロイヤリティプログラムのレベルを上げる事ですが、これは日数に依存しています。
少しでも早くロイヤリティプログラムに参加し、練習がてら少額の取引で日数を稼ぐのが良いでしょう。
では、上記の手順の1番目、「海外FXふぁんくらぶ」のHotForexページへのリンクを張って終わりとします。
ありがとうございました。