XMの口座タイプは以下の3種類です。
- スタンダード口座
- マイクロ口座
- ゼロ口座
今回の記事ではXM口座タイプの特徴や違いを紹介するので、あなたにピッタリな口座タイプを探してみて下さい。
追加口座の作成について
XMでは一人で8つまでの口座を保有する事ができます。
追加口座の作成は有効化などの作業が無いので、XM会員ページから1分で開設できるほど簡単です。
不要な口座を削除するのも簡単なので、保有していない口座タイプでも気軽に開設して試すことが可能です。
※ 今回の記事では全て「1ドル100円」と仮定して計算しています。
取引手数料や証拠金などの計算をする際は、為替レートによって変化するのでご注意下さい。
XM口座タイプ比較
まずはXMの各口座タイプのスペックを紹介します。
以下の表では他の口座タイプより優れている項目はマークしています。
標準的なスペックのスタンダード口座を基準に見ていくと、口座タイプの違いや特徴がわかりやすいでしょう。
※ 以下の表は横スクロールが可能です。
比較項目 | マイクロ | スタンダード | ゼロ |
---|---|---|---|
注文方式 | STP | STP | ECN |
平均スプレッド | ドル円1.8pips | ドル円1.8pips | ドル円0.1pips |
取引手数料/LOT | 無料 | 無料 | 往復10通貨 |
最大レバレッジ | 888倍 | 888倍 | 500倍 |
1LOT単位 | 1,000通貨 | 10万通貨 | 10万通貨 |
最大取引サイズ | 100LOT (10万通貨) |
50LOT (500万通貨) |
50LOT (500万通貨) |
最小取引サイズ | 0.01LOT (10通貨)※1 |
0.01LOT (1,000通貨) |
0.01LOT (1,000通貨) |
最低入金額 | 5ドル | 5ドル | 100ドル |
ボーナス付与 | 対象 | 対象 | 非対象 |
CFD取引 | 可 | 可 | 不可※2 |
※1 「0.01LOT(10通貨)」から取引できるのはMT4のみ。MT5は「0.1LOT(100通貨)」から取引可能
※2 ゼロ口座の場合、通貨ペア以外の銘柄は「SILVER」と「GOLD」のみ取引可能。
仮想通貨はMT5でのみ取引可能。
上記の表では各口座タイプの異なる部分のみを比較しています。
その他、全口座タイプ共通の取引条件としては、以下のものがあります。
- マージンコール50%以下
- ロスカット水準20%以下
- 最大200ポジションまで保有可能
- MT4・MT5から選択可能
- 追証なし
- スキャルピング可能
- 自動売買可能
- 無料VPS対応
- 注文執行率100%
全取引の99.35%が1秒以下で執行
では、ここからは各XM口座タイプの具体的な違いや特徴を紹介していきます。
XMゼロ口座の特徴
XMゼロ口座はスプレッド特化型の口座タイプ
マイクロ口座とスタンダード口座のスペックはほぼ一緒ですが、XMゼロ口座は全く別物の口座タイプです。
最も大きな違いは「注文執行方式の違い」で、ゼロ口座ではECN方式が採用されています。
ECN方式とは?
ECN方式とは、スプレッドがとても狭い代わりに取引手数料が発生する注文方式です。
スタンダード口座などで採用されているSTP方式では「取引に必要なコストはスプレッドのみ」ですが、ECN方式では「取引コスト = スプレッド + 取引手数料」となります。
「スプレッド + 取引手数料」と聞くとコストが高くなりそうなイメージですが、スプレッドはかなり狭く設定されており(XMゼロ口座は最小0.0pip~)、通常ECN方式での合計コストはSTP方式のスプレッドより低くなります。
XMゼロ口座での具体的な取引コスト例
- XMゼロ口座の取引手数料(ドル円)は「1LOT(10万通貨)の取引につき10通貨」
- この「1LOTの取引につき10通貨」をpipに換算すると「約1.0pip」
- XMゼロ口座の平均スプレッド(ドル円)は「0.1pip」
- 合計「約1.1pips」がXMゼロ口座(ドル円)の取引コスト
※ ちなみに、XMスタンダード口座の平均スプレッドは「1.8pips」
XMゼロ口座の長所と短所
上記の通り、XMゼロ口座はスプレッドがとても狭いのが最大の長所です。
ただし、他の口座タイプと比較すると「最大レバレッジが低い」「ボーナス非対象」「最低入金額が高い」「CFD取引はほぼ不可能」という点が短所となります。
比較項目 | スタンダード | ゼロ |
---|---|---|
注文方式 | STP | ECN |
平均スプレッド | ドル円1.8pips | ドル円0.1pips |
取引手数料/LOT | 無料 | 往復10通貨 |
最大レバレッジ | 888倍 | 500倍 |
最低入金額 | 5ドル | 100ドル |
ボーナス付与 | 対象 | 非対象 |
CFD取引 | 可 | 不可※ |
※ ゼロ口座の場合、通貨ペア以外の銘柄は「SILVER」と「GOLD」のみ取引可能。
「1LOTの単位」と「1ポジションで発注できる通貨量」は、スタンダード・ゼロ口座共通です。
- 1LOT = 10万通貨
- 1ポジションで「0.01~50LOT(1,000~500万通貨)」が発注可能
レバレッジとボーナスの重要性
最大レバレッジが低いという事は、同じ通貨量の取引でも、そのぶん多くの証拠金が必要になります。
1LOT(10万通貨)の取引に必要な証拠金
- レバレッジ888倍 = 約1万1,000円
- レバレッジ500倍 = 2万円
このように最大レバレッジで比べると、スタンダード口座とゼロ口座では必要証拠金が倍近く違います。
さらにゼロ口座はボーナスが対象外のため、証拠金を増やすことが出来ません。
結果として、ゼロ口座はスタンダード口座より多くの投資金が必要になり、最低入金額の高さもあってハードルは高くなります。
XMマイクロ口座の特徴
XMマイクロ口座のみ1LOTあたりの通貨量が異なる
MT4の注文画面では見た目が同じなので分かりにくいのですが、1LOTあたりの通貨量はマイクロ口座のみ「1,000通貨」となっています。
スタンダード口座とゼロ口座は「1LOT = 10万通貨」で、その差は100倍も離れています。
1ポジションで発注できる通貨量もマイクロ口座のみ異なる
スタンダード口座とゼロ口座では、1ポジションで発注できるのは「0.01~50LOT(1,000~500万通貨)」ですが、
マイクロ口座で1ポジションで発注できるのは「0.01~100LOT(10~10万通貨)※」です。
※ MT4の場合。MT5では「0.1~100LOT(100~10万通貨)」を1ポジションで発注できます。
XMマイクロ口座の長所と短所
XMマイクロ口座は10通貨から取引できるのが最大の長所です。
「ドル円10通貨の発注に必要な証拠金」は「レバレッジ100倍で約10円」、「レバレッジ888倍で約1円」です。
「1pipの変動で生じる損益」は「約0.1円」ですから、操作ミスをしがちな初心者でも安心です。
ただし、ボーナスやハイレバレッジを利用してダイナミックな取引をしたい人には、「1ポジション10万通貨まで」という上限がネックになりやすいでしょう。
XMスタンダード口座の特徴
XMスタンダード口座とマイクロ口座のスペックはほとんど同じ
マイクロ口座とスタンダード口座の違いは、前述した「1LOTあたりの通貨量」と「1ポジションで発注できる通貨量」だけで、その他の取引条件は全く一緒です。
比較項目 | マイクロ | スタンダード |
---|---|---|
1LOT単位 | 1,000通貨 | 10万通貨 |
最大数量 (1ポジション) |
100LOT (10万通貨) |
50LOT (500万通貨) |
最小数量 (1ポジション) |
0.01LOT※ (10通貨) |
0.01LOT (1,000通貨) |
※ 「0.01LOT」から発注できるのはMT4のみ。MT5は「0.1LOT(100通貨)」から。
以下の項目はマイクロ口座とスタンダード口座で共通となっています。
- STP方式
- 平均スプレッド1.8pips
- 最大レバレッジ
- 最低入金額5ドル
- ボーナス対象
- CFD取引可能
つまり、取引の感覚に違いがあるわけでは無いのですが、スタンダード口座の方が注文できる通貨量が大きいという事です。
では注文できる通貨量が大きいと、取引はどう変わるのでしょうか?
XMスタンダード口座なら、ボーナス・ハイレバレッジをフル活用できる
XMではとても豪華なボーナスキャンペーンを提供しています。
XMのボーナスキャンペーン概要
- 口座開設ボーナス
- 新規口座開設した人は3,000円分のボーナスクレジット獲得
- 入金ボーナス
- 入金額の100%または20%のボーナスクレジットを獲得
- ロイヤルティプログラム
- 取引するたびに貯まるXMPをボーナスクレジットと交換可能
XMの豪華なボーナスやハイレバレッジを活用すると、比較的簡単に10万通貨以上のポジションを発注できます。
しかしマイクロ口座では「1ポジション10万通貨まで」という上限があるため、なかなか大きな勝負が出来ません。
スタンダード口座では1ポジションで「0.01~50LOT(1,000~500万通貨)」が発注できるので、よりダイナミックな取引をする事ができます。
XMスタンダード口座の長所と短所
上述の通り、XMスタンダード口座はボーナスやハイレバレッジをフル活用できるスペックが最大の長所です。
ただし、こういった取引はリスクも高く、短所にもなりえます。
MT4の操作やFX取引に慣れていない人は、間違えて高額取引をしてしまう可能性もあるので、最初はスタンダード口座は避けるのが無難かと思います。
XM口座タイプまとめ
XM口座タイプの特徴をまとめると、以下の通りになります。
最も大きな特徴をマークしています。
マイクロ口座の特徴
- 海外FX初心者向け
- 10~10万通貨の小口取引用
- 1万円以下の投資金でも始められる
- 1ポジション10万通貨まで
スタンダード口座の特徴
- 中級者~上級者向け
- ハイレバ・ボーナスをフル活用できる
- 取引がハイリスクになりがち
ゼロ口座の特徴
- スプレッドが狭い
- ボーナス非対象
- 最大レバレッジが低め
- 最低入金額が高め
- CFD取引はほぼ不可能
オススメのXM口座タイプは?
初心者にはマイクロ口座がオススメですが、MT4/MT5の操作や取引にある程度慣れてきたらスタンダード口座を開設するのがオススメです。
スタンダード口座では入金ボーナスやハイレバレッジを活用して、少ない証拠金でも大きなポジションを保有できます。
さらに取引で得られるXMPからボーナスを獲得し、次の勝負に出られます。
(「XMP専用の口座」を追加で開設しておき、そこでXMPを交換したボーナスのみを使用して取引すれば、リスクゼロで取引できます。)
スタンダード口座のスプレッド対策
どうしてもスプレッドが気になる場合は、IBキャッシュバックの利用を検討するのもアリです。
IBキャッシュバックを利用している口座では入金ボーナスは獲得できませんが、XMPの獲得は可能です。
詳細は以下の記事で紹介しているので参考にしてみて下さい。
このようにスタンダード口座は戦略の幅も広いので、どれか1つに絞るならスタンダード口座がオススメです。
とはいえ、XMでは追加口座の開設・削除・資金移動は、いずれも1分程で完了できるほどお手軽です。
XMで気になる口座タイプがあったら、そのつどXM口座を追加で開設して実際に使ってみるのが良いでしょう。
XM口座開設方法
XMで口座開設する際は「新規で口座開設する場合」と「追加で口座開設する場合」で手順が異なります。
やり方や注意点は以下の記事でまとめているので、参考にしてみて下さい。
最後までお読み頂きありがとうございました!
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