節税の為の海外移住と言えば聞こえが悪いですが、
短い人生、一時でも海外に住む。
そこには夢があるのではないでしょうか。
それに、特別会計など、使い道不明の日本の予算に納得できない方も多いのではないかと思われます。
米国債、長期短期ともに、利息を再購入に充てなければならないアングロサクソン発行の紙屑に、私達は毎年いくら搾取されているのか?
株式配当の増加と共に減少する平均給与所得。
デフレなのに何故か実施される消費税増税。
先進国を自負した奴隷国家が謳う武士は食わねど高楊枝。
民主主義という名の社会主義。
洗脳されたまま胸張って
上級国家の国民気取ってる輩が我々です。
真綿で首を絞められるように零落れていく前に、
せめてもの反抗、
節税くらいは許してもらいたいもんです。
本投稿では、「節税するための条件」と「海外移住先として人気のマレーシア」を取り上げ、筆者の在住経験も踏まえながら「マレーシア移住プラン」について考察していきます。
節税をかねたマレーシア移住プラン概要
投資家が海外移住で非課税となる条件
海外移住して日本で納税義務が免除される条件としては、まず「非居住者」になる必要があります。
日本の税法上、1年のうち183日以上日本国外に居住する方を「非居住者」といいます。
非居住者となれば「所得税」「住民税」などが課税されない他、「国民健康保険」や「国民年金」の納付義務もなくなります。
非居住者になるのは簡単で、住民票を抜いておき、海外に継続して居住している根拠、例えばパスポートなど渡航を証明するものの他、賃貸契約書や家賃を支払っている銀行の取引履歴などが必要になります。
尚、支払う義務がなくなるのは「所得税」や「住民税」「社会保険」などであり、日本国内を源泉とする所得には課税されます。
例えば、日本で持ち家を継続保有している場合の固定資産税、会社経営しているのであれば役員報酬は、たとえ海外に長期間移住しても継続して課税されるので注意しましょう。
また、日本の株・FXなどの証券会社を使って取引する場合も利益は課税対象となってしまいます。
国外源泉所得に課税なし
マレーシアは基本的にマレーシア国外で発生した収入などに対しては一切課税しない方針である点も魅力的です。
つまり、日本の非居住者になれば、日本からも所得税や住民税、社会保険などの支払義務が免除されるばかりでなく、マレーシアでも投資などで獲得した国外を源泉とする所得全般に対して課税されないことになるのです。
ただし、どちらの国からも課税されないようにするには、日本の証券会社でなく、海外の証券会社で運用する必要があります。
税制以外の様々なメリット
マレーシアをおススメする理由は税務上のメリットがあるからというだけではありません。
日本の都市部でマンションを借りる場合の家賃で、プール付きのコンドミニアム(高級マンション)に住めるといった、優れた住環境や自然の豊かさ、子供の英語教育、高い医療水準、食の豊かさなども理由となります。
取得が容易で更新も簡単なMM2Hビザ
マレーシアに長期滞在する場合にもっとも利用されているのが、「MM2H(マイ・マレーシア・セカンド・ホーム)」と呼ばれている滞在ビザです。
現地で就労や起業することはできませんが、FXなどの投資やマレーシア以外の国からの収入だけで暮らしていきたい方なら非常にメリットが大きく、最長で10年間発行されて更新も簡単なビザです。
尚このビザ申請は、個人でマレーシア観光省に申請することもできますが、ほとんどの方は現地の日本人が経営のサポート業者に手数料を支払って申請代行してもらっています。
日本人にとって住みやすい国
マレーシア生活は、子供の英語教育やストレスの少ない海外生活を送るためなど、日本では得られないものを求めるのなら、より意義深いものになります。
特に、日本では得られない経験という点においては、シンガポールや香港、オーストラリアなどではなく、断然マレーシアをおススメします。
マレーシアは日本から飛行機で7時間前後の距離と近く、東南アジアの中でも資源国で豊かな国です。
国をあげての親日国であり、生活水準も高いので日本人にとって比較的住みやすい国なのではないかと思われます。
マレーシア移住概要まとめ
ここまでは節税対策をかねてMM2Hビザを取得してマレーシアへ移住するプランの概要について説明しました。
ここからは「マレーシアでの実際の生活」や「MM2Hビザ取得」などについて詳しく紹介し、より現実的なマレーシア移住プランを考えていきたいと思います。
日本より快適なマレーシアの住環境と医療
節税をかねた海外移住先ということでマレーシアを例にお届けしていますが、ここからは生活面を中心に現地でのお金や医療のことを中心にお伝えしていきます。
マレーシアでの生活は日本よりも快適?
マレーシアで暮らす場合の拠点ですが、大多数の日本人が首都クアラルンプールの中心や近郊に住んでいます。
市内には日本のスーパー「イオン」が何店舗もあり、日本とほぼ変わらない品揃えや価格で日本の食材や雑貨類が当たり前に手に入ります。
特に多数の日本人駐在員家族が住んでいる「モントキアラ」というエリアでは、スーパーやショッピングモールも豊富で日本食レストランや日本の食材を簡単に入手できます。
物価水準は、基本的にインフレ傾向があるので、年を追うごとに確実に上昇してきているものの、光熱費なども含めて概ね日本の半分ぐらいの感覚で安く暮らせます。
ただし、インターネットについては、スピードは十分なものの日本に比べると高くて遅いというのが実情かもしれません。
ちなみにマレーシアでは最高速の部類に入る下り100Mの場合、日本円換算で約9,000円(27円/リンギット)になります。
マレーシアの家賃や住環境は?
住環境については、実は日本よりもはるかに豊かであるということが言えます。
後述するように家賃はまちまちですが、いずれのマンションもほぼ共通しているのが、日本のマンションとは比較できないほど優れた住環境です。
もし日本の都市部ほどの家賃を出した場合、広さは日本の倍以上あり、さらにプールとスポーツジム、24時間監視してくれる守衛がいる高級マンション(コンドミニアムと呼ばれています)に住めるといったらその環境の良さが想像できるのではないでしょうか。
ただ一般的にはモントキアラのコンドミニアムが良いと言われていますが、投資家の方であればブキビンタンのホテル・レジデンスやペントハウス、ランカウイなどのリゾート物件などの方が良いかもしれません。
車社会というマイナス面
マイナス点をあげるとしたら、公共の交通機関が使いづらく、ある程度長期間の滞在であれば自家用車があったほうが便利な車社会であるという点です。
そのため慢性的な渋滞が朝と夕方を中心に市内の各地で発生しています。
とはいえ、列車やモノレールも走っており、市内に拡充すべく急ピッチで列車の延線工事が行なわれています。
ちなみに、日本人に人気の高いモントキアラでは、電車がないので移動の足は「自家用車」「タクシー」「Grab」のみとなります。
家賃相場は?
家賃相場に関しては、立地や築年数、眺望、設備などに応じて大きな差があります。
例えば、クアラルンプール中心部のリッツカールトンやバニヤンツリーのレジデンスであれば、140㎡程度の床面積で家賃25万円ほどからあります。
もうレジデンスは飽きてしまったという方には、ランカウイのジャングルホテルがおすすめです。
ジャングル:ダタイ・ランカウイ
方向性は全く違いますが、モルディブなどが好きな方であれば、その異世界感にハマる可能性は大いにあると思われます。
物件に関しては、Googleで「マレーシア、コンドミニアム」と検索すれば、好みの物件や場所の良し悪しなど細かいポイントもチェックできるでしょう。
現地でのお金はどうやって調達する? 日本円との両替は?
マレーシア生活で気になるのが日々のお金のことです。
MM2Hというビザを取得すれば現地でも銀行口座を開設して、光熱費や家賃、食費などの支払いに利用できます。
銀行は、「HSBC」「CITIBANK」「Maybank」「CIMB」であれば間違いありません。
市内の支店やショッピングモールには多数のATMがあってとても便利です。
MM2Hビザを取得して銀行口座を開設すると、その日からデビッド機能付きのATMカードが利用できるので、買い物だけでなく、各種の支払いにも即座に対応できます。
もちろんこれらの銀行口座を決済口座として、現地でのクレジットカード発行も可能です。
ビザが無い場合でも、日本のデビットカード一枚あればお金に困る事はありません。
どうしても現金を持ち込んで両替したい場合は、パビリオンというモールの1階にある両替所が最もレートが良いとされています。
ただし、マレーシアは発展途上国で長期的に見てインフレ傾向にあるため、実態のある投資なら良いのですが、現地通貨の大量保有や定期預金はおすすめしません。
もしも、病気になったら? 医療サービスは充実してる?
医療水準も気になるところですが、病院の多くが最新の医療設備を整え、イギリス留学経験のある先生も多く(マレーシアは昔イギリス領だったので、交流は盛んなようです)、またなかには日本語のできる先生や日本人看護師が常駐しているところもあります。
そして実際に住んでみた感想をいうと、特に歯科や口腔外科については日本の街中にある歯科医よりも安い上にレベルが高いと感じています。
持病のある方なら日本で英文の診断書などを発行してもらい、持参すれば引き続き日本と同様の医療サービスを受けることができます。
医療費も全体的に安めに設定されており、保険がなくても日本とほぼ同じか、それよりも低い値段で医療サービスを受けることが可能となっています。
以上、マレーシアの住環境や医療を中心にご紹介しました。
事項では、MM2Hビザや子供の教育、ペットなどについて紹介していきます。
ペットや教育、MM2Hビザ取得について
ここからは、前項で説明しきれなかった生活面の続きとMM2Hビザ取得を中心にお伝えしていきます。
ペットを連れてくる場合
マレーシアで長期滞在するなら家族同然のペットを連れていきたいという方もたくさんいます。
実際日本からもたくさんの方がペットを連れて滞在していますので、連れていくこと自体は何の問題もありません。
ただし、マレーシアはイスラム教の国ですので、猫は大変好かれているものの、犬は残念ながら「不浄の動物」ということで肩身の狭い思いをするかもしれません。
基本的に公園などの公共の場には犬を連れて散歩などはできませんし、多くの方が借りることになるコンドミニアムでは犬の飼育は公的に禁止されています。
そうは言っても、外国人が多い居住エリアでは道端で散歩させている欧米人もいますし、そのようなエリア内にあるコンドミニアムのオーナーが中華系なら中には暗黙の了解で飼っていいところもあるようです。
しかし、見つかった場合は当然のことながら、自己責任でということになります。
どうしてもという方や大型犬を連れていくような場合には「リンクハウス」と呼ばれる数軒の家が連なったマレーシアでは一般的な長屋風の家を借りることになるでしょう。
現地で心配なのがペットの病気ですが、筆者(大型犬1匹と猫2匹)も様々な動物病院でお世話になりました。
動物病院の平均レベルは日本に比べても全く遜色なく、中にはかなり難しい病気も直してくれる非常に優秀な先生がいる病院(Animal Medical CenterのDr.アミラン:http://animalhospital.com.my/)もクアラルンプール市内にあります。
子供の多言語教育について
イギリス統治国であったことからクアラルンプール市内を中心にマレーシアには大小様々な英会話学校があります。
簡単な会話を学べるところから、本格的なビジネス英語を習得できるとこまであり、先生も英語圏のネイティブの先生と現地のマレーシア人がいます。
しかも、それらの英語圏の国で通うよりも生活コストを含め、かなり安く通学できるところもメリットで、実際にお母さんが一緒に滞在して子供を通わせている日本人もいます。
また、クアラルンプールなら子供をインターナショナルスクールに入れて小さいうちから国際感覚を身につけさせたり、徹底的に英語教育を受けさせることが可能です。
しかも日本や他の先進国のインターナショナルスクールよりもかなり低コストで入学させることができます。
イギリス人やオーストラリア人、アメリカ人など英語圏の先生が多いスクールは特に日本人からは非常に人気が高いものの、現地のマレーシア人の先生が多いスクールよりも総じて授業料は高い傾向にあります。
このようなインターナショナルスクールからマレーシアの大学だけでなく、欧米の有名大学に進学する学生もかなりいます。
尚、日本人なら日本の教育をという方に朗報なのが、クアラルンプールの日本人学校の質もとても高いことです。素晴らしい日本人の先生が多いということで現地の駐在員の父兄を中心に評判となっています。
MM2Hビザについて
マレーシアで長期滞在するなら、MM2H(マイ・マレーシア・セカンド・ホーム)ビザを取得するのが最も安心で便利です。
最長10年間のビザが発行され、経済的に問題なければ更新も可能です。
また、同伴する妻(夫)や子供の申請も同時に可能で、子供の場合MM2Hがあれば高校までは学生ビザを別途取得せずに現地のスクールに通えます。
気を付ける点としては申請に財産証明と収入証明が必要となってくることです。
50歳前後で証明すべき収入額が異なり、申請者が50歳未満なら最低50万リンギット(約1,350万円相当)以上の財産証明と月額1万リンギット(約27万円相当)以上の収入証明が必要になります。
同様に50歳以上の場合で最低35万リンギット(約945万円相当)以上の財産証明と月額1万リンギット(約27万円相当)以上の収入証明又は年金証明が必要になります。
さらに、ビザを返納するまでは現地の銀行にデポジットとなる定期預金を入れておかなければなりません。
この定期預金は途中で日本に帰国することが決まってビザを返納する際には解約できます。
申請は英語ができる方なら直接マレーシア観光省に申請できますが、ほとんどの方は現地でサポート業務を行なっている日本人業者に日本にいる間に代行を依頼しています。
このビザの概要や手続きについてはマレーシア観光省のホームページに日本語で記載がありますので興味があればのぞいてみてください。
まとめ
ペットや子供の教育、MM2Hビザ取得についてお伝えしました。
次項では、現地で証券取引をする際の注意点や、現地ならではの投資商品などについてお届けします。
マレーシアでの投資活動 海外FX・株式・その他投資商品
ここからは、現地で滞在する場合に気になる証券取引のことや現地ならではの投資商品などについてお伝えしていきます。
現地での証券取引はどうやる?
投資家でマレーシア移住する方の場合、そのまま引き続き投資をやりたいという方が大勢います。
そこで現地で取引する場合の注意点やネット環境などについてお伝えします。
以前もお伝えしたようにMM2Hビザなどを取得してマレーシアに居住する場合、マレーシア国内源泉ではないキャピタルゲインには一切課税されません。
その一方で日本の証券会社の中にも住所変更さえすれば海外でも引き続き利用できる会社もあります(Lion FXのヒロセ通商など)。
しかし、日本の業者を海外で利用して利益が出た場合には日本の課税対象となりますので、マレーシア移住するメリットが減ってしまいます。
海外移住したメリットを活かすためには、マレーシアに移住して証券取引で得た利益に課税されない方法を選択するべきでしょう。
そのためには、まず日本の非居住者となった上で海外の証券業者を利用することになります。
海外のFX業者は当然日本の金融庁の登録業者ではありませんし、中には出金できなくなるといった悪質な業者もあるので注意が必要ですが、大手の業者を中心にいくつか評判の良い業者なら概して問題なく取引可能かと思われます。
海外の証券会社
為替(FX)であれば、海外の証券会社を利用するメリットは、日本なら法人口座が必要になるようなハイレバレッジで効率よく取引できる点にあります。
100倍などは当たり前で中には500倍を超える取引が可能な会社もあります。
筆者はXMTradingを利用していましたが、特段不満はありませんでした。
なお、海外のどのFX会社にすべきかについてはネットなどで事前に十分に情報を集めて、検討してみたほうがいいでしょう。
マレーシアのインターネット環境
次にマレーシアでのインターネット環境ですが、日本の光回線などに比べると遅いですが、他のアジア諸国と比較した場合は、抜群に安定しているといった印象です。
筆者は、タイや台湾、フィリピン、中国などに在住経験がありますが、マレーシアのネット回線が最も安定していました。
ネットサーフィンや証券取引には全く問題のないレベルです。
ただし、気を付けるべきは落雷や停電です。
マレーシアは気候の変化が激しく、毎日という訳ではありませんが頻繁に雷雨があり、そのために時々ですが停電することがあります。
少なくとも現地で販売されている雷サージ対策の施された延長コードを使用したほうがいいでしょう。
信託基金、債券、投資信託、リート、ETF
マレーシアでの投資先ですが、アロワナやパーム油だけではありません。
むしろ、信託基金や債権、投資信託の方が主流と言って良いのではないかと思われます。
ここではテーマが異なるため、詳しく解説していく事はできませんが、興味のある方は下記リンク先を見てみてください。
余剰資金をS&P500などのメジャーなインデックスファンドへ投資していくのも良いですが、より短期間で大きな資産形成を狙うなら、発展途上国での投資はベストかと思われます。
イスラム金融
イスラム金融は、非イスラム圏の人間には馴染みがありませんが、マレーシアの国教はイスラム教です。
そのため、イスラム法のシャリア適格の金融商品(ファンドやイスラム債など)があります。
イスラムの教典である「コーラン」に基づき、利子の授受は禁止されているイスラム金融ですが、実際には利子に相当するものが受け取れます。
イスラム金融が一般の投資ファンドなどと異なるのが、シャリア適格に基づいて例えば豚肉を取り扱う企業には投資しないなど、あくまでシャリアの基準で問題ない企業への投資ファンドや債券などを商品として提供されている点にあります。
HSBC銀行などでも取り扱っていますし、外国人(日本人)も購入できます。
マレーシアのローカルバンクの定期預金
投資商品とは言えませんが、多少大目に日本円をマレーシアリンギットに両替した場合、余剰資金を定期にしておけば、マレーシアではおよそ3%以上の利息がつきます。
ただ、金利が高いからといってインフレリスクのある発展途上国の通貨を買うべきではありません。
長期的にみて、金利による収益よりも、為替差損の方が大きくなる可能性が高いからです。
この先、もし円高に振れる機会があれば、将来の高金利を見越して発展途上国の通貨へ投資するのも良いかと思われますが、基本的に大きなお金を定期預金でマレーシアリンギへ替えるのは止めておきましょう。
不動産投資
マレーシアは外国人でも土地やコンドミニアムを購入でき、日本人もかなりの方がこれまで購入してきました。
中には投資用に購入された方もいますが、価格が上がりすぎて、その割には家賃相場は変わらないので、実質利回りの点では現状ではあまりメリットがあるとは思えません。
しかし、物件価格は年々上昇しているので、キャピタルゲイン狙いでの高級物件なら買っておいても損はないかと思われます。
オフショア投資
オフショア投資は厳密にはマレーシアの投資商品ではなく、主にオフショア地域で登録されているヨーロッパを中心とした大手生命保険会社のラップ口座や積立型の投資商品となります。
日本では金融庁登録されている会社がないために日本国内にいながらこれらの商品を購入することはできませんが、マレーシア滞在の方なら香港やシンガポールなどでの居住者の方と同様に投資できる商品になります。
日本の金融機関では取り扱われていない様々なETFやヘッジファンドなどに投資できる点は魅力と言えますが、手数料の高さも注意が必要です。
詳細についてはまた別の機会にお伝えしたいと思います。
税金について
税金については個々に置かれた条件が異なり、その対策も様々です。そのため、なかなか「こうすれば良い!」と単純には言えないものですから、日本国内にたくさん資産のある方や相続・贈与対策も必要な方でマレーシア移住を考えている方は、一度マレーシア在住の国際税務に詳しい税理士に相談されることをおススメします。
ちなみに、もし国籍をマレーシアに移した場合、日本の証券会社で稼いだお金に対して日本から課税されることはなくなるのでしょうか。また国籍を移すというのはやはりハードルが高いでしょうか。
専門ではないので、素人意見とはなってしまうことご了承ください。
おそらく日本の証券会社の場合、海外居住でも開設可能、もしくは維持可能な口座はないのではないかと思われます。
また、マレーシア居住者となるためには、最低183日以上のマレーシア滞在が必要となるため、今年日本の証券会社で稼いで節税を考えているのであれば、すぐにでもマレーシアへ行き、ビザを申請する必要があります。
ちなみに、マレーシアはビザなしの場合、最大180日しか滞在できないため、移住される場合は、MM2Hビザなどの取得を検討されるのが良いと思われます。
また、マレーシアの税制についての詳細は、国際税務に詳しい専門家か、マレーシア在住の日本人税理士などへ相談されるのが良いかと思われます。
また、マレーシアへ日本人が帰化する条件などはわかりませんが、外国人が日本へ帰化する条件などを見てみると、ハードルは決して低くないものと思われます。