日本でも人気の高い海外FX業者、Axiory。低スプレッド口座や高い約定力、日本語対応サポートなど、高品質なサービスを提供しています。
サービスの手厚さももちろん重要なのですが、やはり一番大切なのは信用力。
ネットで検索すると「ベリーズ共和国のライセンス保有」などと出てきます。
いやベリーズ共和国ってどこだよって感じですが、本当に信用して良いのか分かりません。
ということで、ここではAxioryの信用力と安全性について詳しく解説していこうと思います。
ライセンス
AXIORYの運営会社、Axiory Global Ltdは、ベリーズ国際金融サービス委員会(IFSC)にて許認可を受け、インターナショナルマーケットに金融サービスを提供する会社です。
IFSCは比較的登録がしやすい金融監督庁で、新興業者が多く登録しています。
これは海外FX業者に多い金融ライセンス、キプロスやニュージーランドに比べると、どうしても見劣りしていると言わざるを得ません。
とはいえ、これは必ずしも悪いとは言い切れません。
なぜならば、規制や登録が厳しくないという事は、自由なサービスが展開しやすいという利点になりえます。(もちろん信用と引き換えにではありますが)
「ライセンスを保有」と簡単に言いますが、そこには
「取得」
「維持」
「登録基準をクリアするためにかかる人件費」
「登録基準をクリアするための諸費用」
などなど、色々な要素を必要とされます。
無論、規制や登録が厳しい国のライセンスはそれだけコストがかかります。
中には複数のライセンスを取得する業者もあり、それらはもちろん十分に信用できるでしょう。
しかし同時に、その多大なるコストを支払うために、スプレッドを広げざるをえません。
その点コストの低いライセンスを取得するFX業者は、
「スプレッドを狭められる」
「ゼロ口座を用意しやすくなる」
「ボーナスを大きく出来る」
「サポートやシステムなど各種サービスへ、諸経費をまわせる」
などといったメリットを得られます。
どちらが良いかはトレーダーの戦略次第ですが、AXIORYを選ぶトレーダーは、その低いスプレッドや約定力、手厚いサポートを求めていると想定できます。
この視点において言えば、AXIORYのライセンスがマイナーライセンスなのはむしろメリットと言えるのではないでしょうか?
クライアントの資金
海外FX業者が国内FX業者と異なり、顧客の損益がAxioryの損益に比例しないのは有名な話ですが、では顧客の資金はどのように管理されているのか?
公式サイトによると、顧客の資金とAxioryの資金は完全に分離して管理されているという事です。
顧客の預け入れたお金は、「Sparkasse銀行」というところでAxioryの資金とは分離して入金・管理されます。
クレジットカード決済代行会社などの一部業者の場合には、一時的にAxioryの口座(Corporate Account)に入金され、そのあとで顧客用の口座(Segregated Accountt)に預託されます。
マージンコールとロスカット
AXIORYでは証拠金維持率が50%を下回った場合、取引ツール上でマージンコールと呼ばれる警告を行います。
更に証拠金維持率が20%を下回った場合、ロスカットと呼ばれる強制決済が行われます。
具体的には最も損失の大きいポジションから自動的に決済されます。
(※証拠金維持率やロスカットに関する詳しい解説はこちら)
勝手に決済されるのはデメリットのような気がする、という方もいるかもしれませんが、これはAXIORYの顧客保護システムです。
これは「プロのトレーダーが損切りをする最終ライン」を知っているのと同じ状態であると言えます。
もっとも、マージンコールもロスカットも起こらないように取引するのが理想ではありますが。
ゼロカット
AXIORYはゼロカット保証ありで追証なし(※用語詳細)
市場の流動性が想像以上に高まり、注文が集中するタイミングでポジションクローズ注文が成約しない場合、
つまり何らかのハプニングにより保有するポジションが急激に変動し、ロスカットが間に合わないことが起こりえるのですが、その結果あなたの残高がマイナスになってしまうこともあり得ます。
この負債を請求されるのを追証と言います。
めったに起こる事ではありませんが万が一の事を考えるととても怖い話です。
しかしゼロカット保証を持つアキシオリーなら、マイナス分は全てAXIORYが負担してくれるので、預け入れたお金以外に請求される事はありません。
万が一証拠金がマイナスになっても、残高はゼロにリセットされます。
信託保全
Axioryの信託保全は口座に入金した金額までは適用されます。
「クライアントの資金は分離して管理されている」と上でも書きましたが、PricewaterhouseCoopers(PwC)と言う監査機構が一時的に管財人となり、クライアントの資金は返済されます。
もし仮にAxioryが倒産したり、突然日本人へのサービスを停止した場合でも、最低限預け入れたお金は保証してくれるのです。
まとめ
さて、Axioryの安全性や信用力についてあれこれ書いてまいりましたが、あなたはどう感じたでしょうか?
2015年のギリシャ危機により市場が大混乱に陥った時、口座残高がマイナスになった投資家が多数発生しました。
その時もAxioryはゼロカットを行い、多数の投資家を危機から救いました。
そのような実績を持つAxioryが、そう簡単に破綻するとは思えません。
あとはライセンスや提供するサービスから、あなたに合った業者を選ぶだけです。
今回の記事も、あなたの参考になれば幸いです。