XMからbitwallet(ビットウォレット)を使った具体的な出金のやり方 

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

top

海外FX業者を利用するにあたり、出金手順を知っておくことはたいへん重要です。いくらトレードで勝てても、そのお金を実際に受け取ることができなければ意味がありませんよね。

煩雑な出金を一気に簡略化したビットウォレット(bitwallet)

たまに悪徳業者も混じっていることなどからも、FXでは「確実に出金できる」ことが重要です。

なお、海外FX業者XMTradingでの具体的な「出金」手続きは、日本のFX業者を利用しているときとは異なる手順で行うことになります。

bitwalletでの出金は、XMの取引口座にbitwalletでの入金履歴があることが前提で、入金額と同額までとなっており、利益分は電信送金での出金となります。

XMのbitwallet出金についてのお知らせ

XMのbitwallet出金は、入金額と同額までとなっています。入金額以上を出金する場合、下記リンク先へ掲載しておりますので、そちらをご覧ください。

XMTrading(エックスエム トレーディング)の出金方法を詳しく解説

最新情報は公式サイトをチェック!
XM公式サイトはこちら

XMTradingの出金方法をおさらい

XMTradingでは、「入金した方法と同じ方法で出金する」ことが基本で、出金の優先順位が決められています。

入金した金額までの出金は、「マネーロンダリングおよび/もしくはテロリストへの資金供給の可能性を最小限に抑える」理由により、入金方法と同じ方法で「返金」する方式がとられます。

マネーロンダリング=日本語で資金洗浄 犯罪によって得られた収益金の出所などを隠蔽してあたかも正当な手段で得た資金と見せかけることで、一般市場で使っても身元がばれないようにする行為である。

XMTradingからの出金方法の優先順位

1. クレジットカード/デビットカードへ
(入金時に利用した場合。ただし入金からあまりにも長期間経っている場合はできないこともあります。また入金に利用できるJCBカードは出金には使用できません。)

2. ビットコインの口座へ(アカウントを持っていて、入金時に利用した場合)

3. bitwalletかSTICPAYの口座へ
(bitwallet・STICPAYへの出金は、入金時に利用していると出金できるようになります。ただし、bitwalletへの出金は入金額と同額まで)

4. International Wire Transfer 電信送金により日本の銀行口座へ

例1)クレジットカードで10万円入金、JCBで5万入金した場合
・同カードへ10万円出金、残りの5万円は利益分を含め電信送金での出金となります。

例2)bitwalletで5万円入金後、クレジットカードで10万円追加で入金した場合
・優先順位の高いクレジットカードへ10万円出金、次にbitwalletに5万円出金後、利益分は電信送金での出金となります。

例3)Bitcoinで10万円入金後、STICPAYで5万円入金した場合
・優先順位の高いBitcoinへ10万円出金後、次にSTICPAYへ5万円出金後、利益分はSTICPAYまたは電信送金での出金となります。

※ 「Bitcoin(ビットコイン)」による入出金サービスは終了しました(2019年7月追記)。

※ STICPAYでは利益分の出金は出来なくなりました(2019年6月追記)。

XMTradingの出金方法一覧

XM-出金一覧

XMTradingの出金方法は

  • bitwallet(ビットウォレット)
  • クレジット/デビットカード
  • Bitcoin(ビットコイン)
  • STICPAY(スティックペイ)
  • International Wire Transfer(電信送金)

上記5つの方法がありますが、bitwallet・Bitcoin・STICPAYは入金履歴がないと出金方法一覧には表示されません

※ 「Bitcoin(ビットコイン)」による入出金サービスは終了しました(2019年7月追記)。

bitwalletと電信送金の出金手数料と着金時間の比較

bitwalletと海外送金、どちらを利用したほうがより効率がよいのでしょうか。

出金指示したお金を日本の自分の銀行口座で受け取るまでにかかる手数料や日数を比較してみたいと思います。

電信送金 bitwallet
最低出金額 10,000円 USD  5相当額
一回当たりの出金限度額 USD 10,000相当額

XMTrading:無料

USD10,000相当額

送金手数料

XMTrading:USD200相当額以上の出金時は無料

中継銀行と着金銀行:合わせて3000円~4000円ぐらい

bitwallet:412円~824円
送金指示に必要な情報

受取人の名前

受取人の住所

受取先銀行の情報(口座番号、銀行名、SWIFTコード、住所、支店名、支店コード)

※対応していない銀行もあります(後述)

bitwalletの口座情報

(Eメールアドレスのみ)

所要日数

XMTradingの処理:24時間以内

日本の口座着金まで:2~5営業日

XMTradingの処理:24時間以内

bitwallet口座着金:ほぼ即時

日本の口座着金まで:2~3営業日

電信送金とbitwallet、どちらがおすすめか

海外送金は3000~4000円の手数料がかかり、SWIFTコードを調べるなどの手間がかかるのに対し、bitwalletは送金金額にかかわらず824円(更に割引もあり)で、口座情報のメールアドレスだけ通知すればよいという手軽さが大きな魅力です。

お金が手元に届くまでの日数も若干短いです。

なおbitwalletの手数料が824円と安いのは、日本国内のみで処理が完結する仕組みで送金が行われるからだそうです。

mybitwallet

一定以上の送金には金融機関は国に報告する義務がある

海外から日本の銀行口座に100万円以上の送金がある場合、金融機関には国に報告する義務があります。

マネーロンダリングやテロリストなどの資金ではないことを把握するために監視されているわけなのですが、要は銀行や税務署から問い合わせの電話がかかってくることがあるのです。

「FXの利益のお金」と正直に答えて問題はないので、必要以上に怖がる必要もありませんが、お金の動きが監視されているのはあまり気持ちのよいものではありませんよね。

bitwalletのメリットとは

これがbitwalletの場合、国内の銀行口座間だけで動いているお金なのでこの監視の対象とはなっておらず、100万円以上出金したときにも確認の電話がかかってこないというメリットもあるのです。

bitwalletの口座開設は無料ですし、出金に便利なだけでなく、入金の際にXMTreadingでは利用できないクレジットカードブランドが使える(手数料が4~5%かかりますが)などのメリットもあります。

bitwalletのデメリットは利益分の出金手段に使えなくなった

XM口座からbitwalletへの出金は、入金額までとなっています。

つまり、XM取引のトレードで増えたお金は実質的に「STICPAY(※)」「電信送金」を使って出金するしか方法がないことになります。※XM口座にSTICPAYでの入金履歴があることが前提

※ STICPAYでは利益分の出金は出来なくなりました(2019年6月20日追記)。

要するにXMでは、利益分の出金手段にbitwalletを利用できないということになります。

他の出金方法については以下の記事で詳しく解説しています。

XMTradingから①「bitwalet」と②「International Wire Transfer」での出金方法

では、ここからはbitwalletと電信送金での具体的な出金方法を解説します。

XMからの出金はマイページから行うので、以下のボタンからXMマイページへ進んで下さい。

新しいタブが開きます。
XMマイページにログインする

➀XMTradingから「bitwallet」に出金

まずはbitwalletでの出金方法から解説します。

1. XMTradingのマイページの「出金方法一覧」画面で「bitwallet」の[出金]をクリックします。

XM-bitwallet出金
XM-bitwallet出金

2. 入力項目は、bitwalletの口座に登録しているEメールアドレスと金額指定のみです。

XM-bitwallet出金

3. 同意のチェックをONにします。この辺りは海外送金のときと全く同じです。
[リクエスト]をクリックします。画面が切り替わって「成功」の表示が出ればリクエストは完了です。
XMTradingで24時間以内にスタッフの手作業により出金処理が行われ、処理が完了するとEメールで通知が届きます。

4. bitwalletへの着金はほぼ即時です。
XMTradingもbitwalletのアカウントを保有しており、送金処理はbitwalletの「個人間資金移動」のサービスで行われます。このため、処理完了メールが届くのと同時ぐらいにbitwallet口座へも着金しています。

bitwallet口座から日本国内の銀行口座へ送金

続いて、bitwalletから銀行口座への出金手続きを行います。

1.bitwalletにログインし、クライアントメニューから「口座から出金」「銀行口座へ出金」を選択します(①)。すでに銀行口座を登録してある場合は[出金]をクリックします(②)。
なお新たに登録するときには「銀行口座の新規登録」から行います(③)。

xm9

2.[出金]を選ぶと以下のウィンドウが表示されます。「出金金額」を入力し、画面の指示に従ってください。

xm10

手続きが終わると、Eメール宛に通知が届きます。銀行口座へは、出金指示した金額から出金手数料が引いた金額が届きます。
ここから、早ければ同日中、だいたい3日後に受取先銀行口座にお金が届きます。

xm11

参考)③の新規登録についても軽く説明をしておきます。
「日本国内銀行円口座」を選び、銀行名と支店名を入力します。

xm12

続いて、口座の種別、口座番号、口座名義人の名前を全角カナで入力し、[ご入力内容の確認]をクリックして画面の指示に従います。口座が登録されたら、その銀行に出金可能です。

xm13

➁「International Wire Transfer」で出金、日本国内の銀行口座で受け取り

ここからは、XMから電信送金で出金する方法を紹介します。

1. XMTradingのマイページにログインし、「資金の出金」をクリックすると(①)「出金方法一覧」画面が表示されます。

xm1

各自入金時に利用した方法によって出金方法も変わります。実際に利用できる選択肢のみが表示されます。

2. 「International Wire Transfer」の[出金]をクリックします。(②)

3. 以下の画面の説明を読んで理解してから、必要事項を入力していきます。

XM-電信送金

受取人の名前
カナ名前入力欄は、先に苗字ではなく名前を入力しますのでご注意ください。
なお、XMTradingから出金を行う口座の名義人の名前と、ここで入力する受取人の名前は一致していなければなりません。他人名義の銀行口座への送金指定はできませんのでご注意ください。
フルネーム欄以降はすべて英数字で入力します。

XM-電信送金

受取人銀行
受取先の銀行口座の情報を入力します。
SWIFTコードは、大手の銀行であればホームページに情報が公開されていますので参考にするとよいです。地方銀行ならば銀行に直接確認するのが最も早くて確実です。

XM-電信送金

仲介銀行
この欄は通常は特に指定しなくても大丈夫です。この指定をしてもしなくても、XMが適切な方法を選択してくれます。

XM-電信送金

出金額を入力し、同意のチェックをONにする
出金額を日本円で入力します。
同意の内容はおおまかには「出金に関するルールを理解しましたか?」というものです。

例えば、クレジットカードで入金した10万円を元手にトレードを行い100万円に増えた場合、100万円を海外送金で出金することはできず、まず10万円をクレジットカード宛に出金指示したのち残りの90万円を海外送金で出金指示しなければならないのです。

ルールに従わないと処理が遅れることになりますので、入金時の方法や金額を忘れてしまった場合は、XMTreadingのサポートに確認するとよいです。

また、XMTradingから付与された取引ボーナスは、出金額と同じ割合で消滅します。

例えば、口座残高が100万円あってその50%の50万円出金したとすると、ボーナス残高の50%も自動的に消滅します。
この点も注意しながら出金の判断を行いましょう。

XMボーナスに関する詳細は以下の記事を参考にして下さい。

XM-電信送金

4. [リクエスト]をクリックします。
画面が切り替わり「成功」の表示が出れば処理完了です。取引口座の残高はこの時点で減ります。XMTradingでは24時間以内にスタッフの手作業により行われます。処理が完了するとEメールアドレス宛に通知メールが届きます。

ここから2~5営業日で受取先口座にお金が届きます。
もしこの日数を過ぎても届かないようなら、入力した情報に不備があったなどトラブルの可能性があります。速やかにXMのサポート担当に問い合わせて対処しましょう。

電信送金の注意点: XMTradingからの出金に利用できない国内銀行

電信送金(海外送金)を利用したいとしても、日本国内銀行の一部ではXMTradingからの送金を受け付けていないため、XMTradingへ出金指示を行うときには以下の銀行は選ばないようにご注意ください。

  • ゆうちょ銀行
  • じぶん銀行
  • ジャパンネット銀行
  • 新生銀行
  • みずほ銀行(インターネット支店のみ受付不可)

なおこちらは2019年4月現在の情報です。

今後増える可能性もありますので、出金手続きを行う際にはXMTradingのサポート担当へ最新情報を確認することをおすすめします。

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

SNSでもご購読できます。

コメントを残す