Axiory(アキシオリー)とbitwallet(ビットウォレット)の提携解除に関する意見の食い違い(2月21日追記)

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Axiory(アキシオリー)とbitwallet(ビットウォレット)が契約解除

現在、海外FX会社のAxiory(アキシオリー)について、さまざまな情報が錯そうしていますが、Axiory(アキシオリー)についてこれまでの情報をまとめてお伝えします。

※2月21日追記分はこのページの一番最後にあります。
【結局、アキシオリーに安心してお金を預けていいの? 騒動まとめ】

Axiory(アキシオリー)とbitwallet(ビットウォレット)が契約解除

突然のビットウォレットからの注意喚起メール

今回の出来事の発端は、大手オンラインウォレットの会社であるbitwallet(ビットウォレット)社による注意喚起メールでした。

アキシオリー注意喚起

※同じ文面がbitwallet社の公式サイトにも掲載されています。

このメールによると、2018年12月にAxioryは、メインバンクであるSparkasse(シュパーカッセ:ドイツの貯蓄銀行の総称)からすでに取引を停止されており、今後の取引において、顧客への返金手段が限られているため、bitwallet社はAxioryの顧客に対して出金を呼び掛けています。

このメールをどういう意図でbitwallet社が出したかわかりませんが、早々に出金を促している以上、FX会社であるAxioryにとっては、かなり痛手になることはわかっていてメールを出している点も見逃せません。

実際にアキシオリーに問い合わせをしてみた。

しかし、Axioryを利用していた顧客からすると、預けた資金の安全性が最も気になるところです。
日本語サポートに定評のあるAxioryですので、ライブチャットを試みたところ、いつも通り繋がりました。

Axioryの入出金について

まずは、bitwallet(ビットウォレット)と契約解除によって、今後予想される入出金方法について聞いてみました。

「ビットウォレットを使えなくなったら、どんな方法で出金ができますか?」

アキシオリーライブチャット

現在、利用できる方法というのは、以下の方法です。

海外銀行送金というのは、日本国内銀行への電信送金もできることを指しており、bitwalletと違い手数料(リフティングチャージ)がかかるものの、国内への出金はこれまで通りできるとのことでした。

ただし、入金に関して、これまでAxioryでは国内銀行からの送金ができないため、bitwalletを使った入金方法を顧客に勧めていたこともあり、現状では、その方法が使えなくなった以上、日本居住者の場合、デビットカード/クレジットカードでの入金という選択肢だけになります。

今回のAxioryが受けた取引停止処分について

出金ができるといっても、bitwallet社のメールにある【メインバンクであるSparkasseとの取引停止処分】という文言には、大変な衝撃があります。
もし、このまま、資金を預けていて、Axioryが破綻した場合は顧客の資金の安全性には疑義が残ります。

なぜなら、公式サイトには、顧客の資金の安全性について、Sparkasseの名前つきで言及されているからです。

アキシオリー破綻

Sparkasseと取引停止した以上、その分別管理しているはずの資金は、すでにSparkasse内にはない可能性もあります。

ところが、この件について質問したところ、意外な回答が返ってきました。

「アキシオリーは銀行から取引停止処分を受けたわけではございません。」

Axiory側では、Sparkasseとの取引停止したのは、Sparkasse側の事情であり、Axioryは「処分」を受けたわけではないという認識だったのです。

そして、ひとつの記事がリンクで送られてきました。(英語版)

こちらの記事は英語で書かれていますが、たしかにSparkasse側が12月に規約を変更し、特定のセクター以外へのユーロの支払いを制限した、とあります。
詳細まではわかりませんが、Axioryはこの規約変更により、Sparkasseとの取引がなくなったという言い分のようでした。

Sparkasseで、分別管理されていたはずの資金はどこに?

とはいえ、12月の段階でSparkasseとの取引がなくなったことを公表せず、Sparkasse内で分別管理をしていると公式サイトで掲載し続けたAxiory側にも非があります。

その分別管理されていた資金の行方についても質問を送ったところ、以下のような回答が返ってきました。

現在、ユニオンバンク(リヒテンシュタイン)を含む、主要な銀行と話し合いを進めているとのこと。
近日中に、詳細をまとめて顧客あてにメールで送るということで、分別管理されていた資金についての言及はありませんでした。

bitwalletの衝撃的なメールから始まったこの案件ですが、真相解明までは、まだ時間がかかりそうです。
また、詳細がわかり次第、記事としてお送りいたします。

Axiory(アキシオリー)から発表された新提携銀行と情報の訂正

2月11日深夜(日本時間12日)に、アキシオリーから公式サイトにて、新銀行との提携が発表になりました。

Axiory:新提携銀行のお知らせ

これにより、Sparkasseに替わる分別管理先がUnion bank(ユニオンバンク)に変更となり、資金の安全性がひとまず保証されました。

アキシオリー ユニオンバンク

公式サイトによる発表では、新提携銀行との発表の後に、今回のbitwallet(ビットウォレット)から送られた注意喚起メールにも触れられており、当サイトの既報通り、Sparkasseから「取引停止処分を受けたわけではなく」、円満に契約を終了したと述べられています。

ビットウォレットとの提携解消後の入出金手段は?

信用問題に発展しかかった今回のAxiory(アキシオリー)とbitwallet(ビットウォレット)との契約解消ですが、Axiory(アキシオリー)が公式見解を発表したことで、落ち着きを取り戻そうとしています。

さて、今後は、bitwalletと2月28日に契約を終了した後のアキシオリーの入出金方法について、ユーザーから注目が集まっています。

やはり、bitwalletが使えなくなった穴は大きく、アキシオリーは、早急にbitwalletに替わる入出金方法を整備しなければ、他のFX会社に比べ利便性に劣り、やはり日本人顧客の足は遠のいてしまう結果になりかねません。

今後のAxiory(アキシオリー)の対応にも注意を払い、事態に変化があり次第、また記事にてお送りしたいと思います。

Axioryが全面リニューアル”新時代”を発表  アキシオリー出金騒動まとめ

2月21日、アキシオリーが新たに国内銀行を利用した入出金システムを3月1日から利用可能にし、またbitwalletに代わるオンラインウォレットとしてSTICKPAYとの提携を発表しました。

そして、マイアキシオリーの大幅リニューアルや、CFD商品のスプレッドの改善などが合わせて強烈にアピールされ、新生アキシオリーの誕生に注目が集まっています。

題して、”新時代、到来”

そのネーミングはさておき、騒動開始から10日あまりで、新銀行との提携、入出金システムの再構築にこぎつけたあたりは、アキシオリーの企業としての体力を裏付けた恰好となりました。

騒動以前とアキシオリーは何が変わった?

それでは、アキシオリーが発表した新サービスが騒動以前と比べて、どう変わったか?を見ていきましょう。

騒動以前 騒動以後
入出金 クレカ(VISA)
bitwallet
クレカ(VISA・JCB)
国内銀行
STICPAY
メインバンク Sparkasse(独) Union BANK
(リヒテンシュタイン公国)
スプレッド 株価指数CFDのスプレッドを
大幅引き下げ

・入手金について

ここで特筆すべきは、国内銀行が使えるようになったこと、とbitwalletの代わりにSTICPAYが利用できるようになったことでしょう。

問い合わせたところ、まだ、どの国内銀行の口座が使えるようになるのか詳細は教えられないということでしたが、3つの国内銀行から選べるようになっているとのこと。

もし、自分がその銀行に口座を持っていれば、手数料なしで振り込むことも可能になるので、かなりの進歩です。

※ちなみに、海外FX会社というのは通常、国内に銀行口座を持たず、口座に入金してもらった資金は、資金出納代行業者を通じて国外送金してもらう形をとります。

そして、オンラインウォレット系では、新たにSTICPAYが採用されました。
XMなど別のFX会社でも利用されているオンラインウォレットで、いわば、bitwalletのライバル会社です。
今後、STICPAYの利用者数も漸次増えていくと思われます。

STICKPAYの口座開設方法

・メインバンクについて

元々の騒動の発端であったメインバンクにも触れておきましょう。

メインバンクは、リヒテンシュタイン公国にあるUnionBANKに変更になり、トレーダーの資金は、2月末日以降、こちらで分別管理されることになります。

UnionBANKは、ヨーロッパで最も評価が高いとも言われているリヒテンシュタイン公国(スイス管轄下)の銀行です。加えて、ドバイ、FCA認可を受けた英国の金融機関など7銀行に口座を保有しているとのことです。

結果的に、今回の騒動により資金管理状況が明らかになったことで、トレーダーとアキシオリーとの信頼関係も徐々に改善していくと思われます。

スプレッドについて

アキシオリーのスプレッドは、通貨ペアにおいては他社よりも抜きん出たものでしたが、今回、”新時代”において、株価指数CFDがかなり改善されたことは喜ばしいことです。

▼株価指数CFDスプレッド スタンダード口座

代表的な株価指数CFD Axiory 一般的な海外FX会社
日経225(現物) 12.0→9.00 12.0
ダウ平均(現物) 6.0→5.0 6.0

比較的、各社横並びの状況であった、CFD商品のスプレッドがおよそ2割下げられました。

このサービスの開始により、トレーダーにとって、一層の利便性が向上することが期待されています。

アキシオリー出金騒動まとめ

さて、ビットウォレットからの注意喚起メールから始まった今回の騒動ですが、現状までのところ、ビットウォレットからの指摘及び注意喚起は、大仰で煽情的すぎたことは否めません。

経営危機と煽られた格好となったAxioryは、資金の安全性、透明性の確保や、顧客への新サービスの提供など、これまでの対応に落ち度はなく、このまま新サービスが3月1日以降に公開されれば、いずれ顧客は戻ってくるのではないか、と感じています。

一時的に、出金ネガティブキャンペーンを張られてしまったアキシオリーですが、もともと、XMに次ぐ人気を誇る海外FX会社です。

新時代と銘打たれたリニューアル案がどのようなものになるかも楽しみなところです。

それでは、今後のボーナスキャンペーンなどにも期待して、このレポートを終えたいと思います。

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