カードが利用停止!? XMが採用するi-account(アイアカウント)とは!?

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i-account(アイアカウント)とは

重要なお知らせ

XMのi-Account出金サービスは廃止されました。
その他の出金方法の情報は下記リンク先へ掲載しています。

最近XMに追加された出金方法として、「i-account(アイアカウント)」が登場しました。

この「アイアカウント」は「PAYEDGE LIMITED」という香港に本社を持つ会社が運営している国際決済サービスです。

「じゃあこのアイアカウントってどうなんだろう?使えるのかな?」と興味が湧いてきました。

そこで使い勝手や信用について調査した結果、どうやら色々と問題を抱えるサービスである可能性がありました

ここではそんなアイアカウントについてまとめていこうと思います。

i-account(アイアカウント)の使い勝手はどうなの?

XM-transfer

XMで利用可能なオンライン出金サービスには「bitwallet(ビットウォレット)=旧mybitwallet(マイビットウォレット)」もあります。

ビットウォレットはネット上でも特に便利な入出金方法として人気です。

ではあえてアイアカウントを選ぶ「利点」はなんなのか?

ここでは「アイアカウント」と「ビットウォレット」を比較し、その使い勝手を検証していきたいと思います。

※2019年4月現在、XMの出金一覧には、bitwalletによる入金履歴がないと出金一覧には表示されません。
bitwalletでは、入金分と同じ金額までしか出金できず、利益分は電信送金またはSTICPAYを選択しての出金となっています。

※2019年6月現在では、XMのi-Account出金サービスは廃止されています。

※ STICPAYでは利益分の出金は出来なくなりました(2019年6月20日追記)。

最新のXM出金方法はXM会員ページから確認して下さい。

ログインページはこちらから
XM会員ページにログインする

着金速度と手数料で比較

i-Account-commission

「ビットウォレットから銀行口座へ」は「412~824円」で、「2~5営業日」で着金します。

海外銀行送金の場合、手数料が「約3,000円」、着金が「2~5営業日」であることを考えると、ビットウォレットの優秀さが分かります。

ではアイアカウントの場合はどうなのでしょう?

アイアカウントの公式サイトには、

・国際送金手数料(出金)=5.00~25.00USD/件
※30,000.00USD以上(>30,000.00)の送金の場合、最大1.8%の手数料が別途発生します。

・国際送金返金手数料(出金)=50.00USD/件
※この手数料は送金情報記入不備で送金できない場合に徴収されます。

・i-Accoutの24時間オンライン手続きによってSWIFTと提携している世界各国の銀行へ2,3営業日以内に国際送金ができます。世界の25通貨で送金が可能です。

という記述があります。
正直に言って、意味不明です。

まず「5.00~25.00USD/件」というのは広すぎますし、具体的にどういう理屈で広がるのかも不明です。

「3万ドル以上の送金の場合、別途1.8%の手数料」ということですが、
つまり「1ドル=100円」として、
「300万円の送金で5万4,000円の手数料」が、「5.00~25.00USD/件(500円~2,500円)」とは別に必要で、
情報に不備があったら「5.00~25.00USD/件(500円~2,500円)」から「50.00USD/件(5,000円)」になる(もしくは追加?)と読み取れます。

最低手数料は「5ドル~」という事ですが、これでは「じゃあビットウォレットより安くなるかもしれないから使おう」とはならないですね。

また、国際送金ということはi-Accountから国内の銀行に送金する際、海外送金となるため中継銀行、受取銀行にて手数料が別途発生します

出金速度では「2,3営業日以内に国際送金ができます」という記述から、「ビットウォレットより早いか同等程度」と言えます。

なんとも後味が悪い結果ですが、ビットウォレットの方が「412~824円」と明快に提示している以上、ビットウォレットが優勢と言わざるを得ないでしょう。

最大の長所は「i-Card(アイカード)」!だが…

アイアカウントを調査すると、アイアカウントには実はかなり優秀なサービスがある事がわかります。

それはATMで利用できる専用プリペイドカード「i-Card(アイカード)」です!

かつて「XMカード」や「ネッテラーカード」という非常に便利なサービスがありましたが、日本向けのサービスは廃止されてしまいました。

これらと似た機能を持つ「i-Card」の利便性は言わずもがなです。

これなら「出金スピード」ではXMで最速となるかもしれません!

今回の記事を書くにあたり、筆者は「アイアカウント」の公式サイトへ行き「i-Card」の詳細を調べました。

しかし思ったように情報が集まらず、「i-Card」の詳細について公式サポートに問い合わせました。2018年8月の事です。
すると、以下のような回答をもらいました!

返信

お客様

お問い合わせいただきましてありがとうございます。
カスタマーサポートでございます。

この度は、i-Account口座開設をご検討いただきまして誠にありがとうございます。

プリペイドカードでございますが、
7月にi-use cardが利用停止となりましたため、
現在、日本在住のお客様に発行できるカードがない状況でございます。

新しいカードのリリースにつきましては、
現在準備中でございますので、
誠に恐れ入りますが、今しばらくお待ちくださいますようお願いいたします。

この度はご不便をおかけいたしまして大変申し訳ございませんが、
何卒よろしくお願いいたします。

Liri Business Development

・・・。

なんということでしょう。

メリットが潰されてしまいました。

これでは記事になりません。もうおしまいです。

しかし、なんらかの理由でビットウォレットを使えない場合などの選択肢としては、海外銀行送金よりはアイアカウントも使えるとも言えます。

はい、ぜんぜん強引な展開ではありません。

ということで、次はアイアカウントの「信用力・安全性」を調べてみましょう!

i-account(アイアカウント)の安全性はどうなの?

ここまでの調査でアイアカウントを利用する価値があると分かりました(?)が、次に気になるのは、やはり会社としての信頼性です。

お金を預ける以上、信頼無くしては利用出来ません。

ここからは、ライセンスや企業力を調べてみましょう

アイアカウントのライセンス

i-account-license

アイアカウントの「グローバルグループ」のページから、アイアカウントの関連会社が所有するライセンスを確認できます。

そこでは「香港」「ドバイ」「フィリピン」のライセンス保有の記述があります。

アイアカウントのグループ会社

アイアカウントがなにやらグループ会社を持ち、世界的に展開する会社のようだというのは分かりました。

公式サイトをみていると、「サポート」のページにもグループ会社の記述がありました

i-account-group

さらに各URLからサイトをチェックしてみると、いずれも英語のサイトに飛びます。

世界規模で展開する会社のようで、安心できそうに思えます。

この中にある「Liri Business Development」という、少し変わった会社名が気になったので調べてみました。
これはアイアカウント公式サポートからのメールにも記載されていた名前です。

i-account-liri

公式サイトの画像にも映りこんでいますが、どうやら「Lidyarich」というのが旧社名か何かのようです

そして検索すると分かるのですが、実はこの「Lidyarich(リディアリッチ)」はネットでもとにかく評判が悪い企業でした

悪名高い「Lidyarich(リディアリッチ)」とは?

i-account-liri02

「Lidyarich(リディアリッチ)」こと「Liri Business Development」は、ニュージーランドのライセンスを保有している企業で、金融サービスを提供しています。

「リディアリッチ」で検索するとすぐ分かりますが、ネット上では悪名が高いです
(上記画像は「海外FX詐欺被害者の会」というサイト)

2016年7月31日、とある海外FX業者で総額8憶円を超える投資詐欺被害があった事が発表されましたが、この事件に「リディアリッチ」が関わっていたのではないか?という疑惑があります。

報道によると「出金拒否されて、結果資金を全額失った」という日本人が約80名おり、被害総額は8憶3,000万と言われています。

この事件は国内外問わず、FX取引を行う全ての人々に衝撃を与えました。

詐欺の手口はどんなものだったのか?

i-account-liri03

その詐欺の手口とはどんなものだったのか、「海外FX詐欺被害者の会」というサイトに掲載された情報をもとに解説します。

 始まりはEAの売り付け

最初はFXの自動取引システム「EA」を売り付けることから始まったようです。

「EA」自体は必ずしも悪いものではありません。
世界中のトレーダーが日々開発・利用しているものです。

おそらくは「何もしなくても稼げる」とか、「安定して利益を出せる」といった、詐欺にはよくある手法で迫ったものと思われます。

 特定のFX業者へ口座の開設・入金をさせる

上記のような手法でEAを売り付けた後で、「このEAを利用するには、特定の海外FX業者で口座を開設しなければならない」と言い出します。

もうEAを買ってしまった被害者は、仕方なく指定された通りの(架空の)海外FX業者に口座を開設、送金してしまいます。

送金先は中国・香港・フィリピン・シンガポールなどだったと言いますが、ここにリディアリッチが関わっていたと言われています。

 投資は順調だが、まだ出金はさせない

顧客の入金後、架空FX業者の個人アカウント上では、投資の結果利益が出ているように表示します。

「あなたにだけ伝えますが、もっと儲けられるから増資した方がいいですよ」などと言いだし、更に入金させます。

顧客側から「もう十分だから出金させてくれ」と言うと、
「EAがまだポジションを持っているから出金できない」と言われます。

 最後には姿を消す

さすがにここまで来ると不満の声が高まり、ネットでも噂が広がります。
新規の顧客の獲得や、既存の顧客の増資も難しくなってきます。

ここまで来たところで、
「EAが取引で大失敗を引き起こしました。また、あなたの残高はゼロになりました」と言い出します。

その後顧客から問い合わせても一切音信不通となります。

警察や金融庁も海外をまたいだ犯行には対応する事は難しく、被害者は泣き寝入りするしかないのが実情です。

その間も、詐欺師はまた新たに詐欺を行うため、より手口を巧妙化させた詐欺会社を作り出します。

リディアリッチ関連業者

「リディアリッチ」のネットでの悪評は高く、検索すると詐欺会社と思われる会社と関係していたとの記事がすぐに出てきます。

「日本では現在サービスが終了した」と言われる会社も多いですが、前述した詐欺の手口を見ると、「まぁそういう事なんだろうな」と思ってしまいます。

もちろん、すべてが本当に詐欺かどうかは分かりません。わざわざ検索で引っかかるような記事にするのは、同業他社か被害者かアフィリエイトくらいなもんです。

リディアリッチも、詐欺業者と直接つながっている証拠はどこにもありません。

しかし詐欺業者の温床になってしまったのは事実のようです。

i-account(アイアカウント)まとめ

i-Account-question

さて、XMの新しい出金方法として登場したアイアカウントですが、調査すると興味深い話がボロボロ出てきました。

ここまでの事を「信用」と「利点」に分けて整理し、アイアカウントの評価についてまとめていきましょう。

アイアカウントの「信用」

どうしても悪い疑惑は残りますが、XMが出金方法として採用するぐらいですから、XMの審査を通ったと予想できます。

しかし、アイアカウントの名前は「入金」には無いのに「出金」にはあると言う謎な状態です。

基本的に、入金した時と同じルートでしか出金出来ないのが一般的です。

その事についてXMに問い合わせたところ、
「会員ページに表示される入金方法がお客様の利用可能な入金方法です」
というとても丁寧な返信を頂きました。

しかしネットを見ていると「出金してみた」という人もいるようなので、それがステマ等でなければ可能なのでしょう。

アイアカウントの悪いイメージは、多くの悪徳業者が利用したために付いたもので、アイアカウント自体が悪質な行為を行った証拠はありません。

XMがアイアカウントを採用した理由もそこにあるようです。

ネット上ではアイアカウントを擁護する内容も見受けられますが、真相は不明です。

筆者は「最初から最後までリディアリッチ擁護の記事だけを乗せるサイト」を見つけました。

しかし、正直そんなサイトを作成する理由がある者は、リディアリッチの関係者以外にはいないでしょう。

同業他社の攻撃から逆SEO会社を使って対抗したのかもしれませんが、そこに張られた広告も、「利益を安定して稼げる」とか「自分でトレードしなくて大丈夫」とか、詐欺の手口によく似た文言が確認できる為、やはり怪しいと感じてしまう方も多いのではないでしょうか。

さいごに

ここではアイアカウントにはあまり「利点」が無く「信用」も薄いという結論になってしまいました。

もっとも「信用」に関しては、証拠も無い疑惑があるというだけで、少なくともいくつかのライセンスを保有しています。

しかし筆者はどうしてもアイアカウントを勧める記事を書くことは出来ないのです。

上述した詐欺事件は、海外FX業者利用者には身近に感じられる、ゾッとする話です。

こういった悪質な行為を行う者がいるせいで、優良なFX業者も必要以上に不信がられてしまいます。

当サイトでは悪質な業者を勧める事はしたくありません。
それは間接的に詐欺の片棒を担ぐことになるからです。

筆者個人としては、こうした悪質な業者から身を守るためには、「長年の実績のある業者を使う」というのがもっとも簡単に身を守る方法だと思っています。

そういった理由で、人気ナンバーワンを誇る大手FX業者であるXMは信用できる業者と言えるのではないかと思います。

ですが「XMが採用したからと言ってアイアカウントも信用できるとは限らない」とも思うのです。

実際の公式サイトを訪れたとき、あなたは彼らの提供するサービス(あるいはその書き方など)をどう感じるでしょうか?

今回の記事もあなたの参考になれば幸いです。

※2019年6月現在では、XMのi-Account出金サービスは廃止されています。
最新のXM出金方法はXM会員ページから確認して下さい。

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