海外不動産を実際に買うには①

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海外不動産を実際に買うには?

資産運用の方法の一つとして注目を浴びている海外不動産投資。
そして、やたらと見かける怪しい広告…。
たしかに魅力もあると思いますが注意したいですよね。

海外不動産には、言語の壁や法律の違いがあるなど、日本の不動産投資にはないリスクやデメリットも存在します。
そこで実際に不動産投資をした人の意見などから、海外不動産投資の旨味とリスクを探っていこうと思います。

海外不動産は本当に儲かる?

ローンを組めないことが多いので現金での購入になる

まず基本的なことですが、資金調達についてです。

日本国内で不動産投資を行うとすると多くは金融機関から、アパートローンやマンションローンなどの融資を受けて物件を購入します。
ローンを組むことで手持ちの資金が少ない状態でも投資用物件を購入できるので、少ない資金でキャッシュフローを多く獲得できるのです。

しかし海外不動産投資においては、必ずしもローンが組めるとは限りません。
ローンを組むためにはその国で自分が実際に生活をしていたり、その国で収入を得ていければいけないことも多いのです。

また海外不動産投資と一口に言っても、国によって全くルールが違うのでそれぞれの国に応じた資金調達法を考えなくてはいけません。

基本的にはその国の国籍を持たない人間がローンを組む事は非常に難しく、自分が日本で所有する資産などを担保にすることもできません。

そのため現金を用意して、一括もしくは数回の分割で購入しなくてはいけないでしょう。

日本国内の不動産投資のように少額の資金を元に多くのキャッシュフローを獲得する。
つまりレバレッジをきかせて利益を増やしていくという手法が使えないのはデメリットです。
一方で出来ればローンを組みたくないという人にとっては、この点はデメリットにはなりません。
手持ちの資金を使って不動産を選んでいきましょう。

日本と物価の違う国で購入することが重要

レバレッジを効かせることができないため、手持ちの現金に対して何パーセントの利回りを得られるかが海外不動産投資においては重要になります。

そこで海外不動産投資で収益を得たいのであれば、日本よりも物価の安い国を中心に選んでいくことがベストです。

アメリカやイギリスのような先進国は日本と物価が同程度、もしくはそれ以上の水準であるためローンを組めない分、不動産投資の収益性は低くなってしまいます。

できれば東南アジアなど、日本より物価が安くこれから発展する可能性が高い国で海外不動産投資を行うようにしましょう。
そうすればそれほど多くの資金を持っていなくても高い利回りを得て日本国内の不動産投資に負けない収益性を確保できます。

日本の海外不動産を斡旋している業者も、基本的には東南アジアの不動産投資を斡旋している会社が多いです。
日本から絶対的な距離の近さというメリットもありますし、行き来している人間の数も多いため情報を入手しやすいというのも海外不動産投資のハードルを下げる要因になっています。

フィリピンの物価などが平均的に日本人の約1/2~1/3と言われています。
そのため1/2程度の金額で高級マンションを購入することもできるのです。

事情に精通している業者を探せるかどうかが成否を左右する

実は、これが最も大切かもしれません。

途上国にはやはりそれ相応のデメリットが存在します。
日本と比べれば法令を遵守する意識が低いために詐欺業者が多く存在するのも事実です。(日本にも全くいないわけではありませんが)

実際、困ったことに日本国内で海外不動産投資のツアーを開催している業者でも、詐欺行為を働く業者が逮捕された事例がありました。

国内にいながら海外不動産投資を行うためには、どうしても業者の力を借りることになります。
そのため海外不動産投資で利益を得たいのであれば、実績重視で信用度が高い業者、購入物件歴の豊富な業者を選ぶことが重要です。

最初は実際に足を運ぶのはもちろん、あらかじめ口コミや実績などを調べる手間を惜しむと、後で痛い目をみるのは自分です。

海外不動産投資は投資対象の方が日本国内とは比べ物にならないほど多くなります。
そのため選択肢が豊富にあるという自由度の高さが魅力なのですが、それ故に何から選んで行けばいいのか、投資物件の選定でどこを重視すればいいのかわからないことも多いです。

海外不動産投資を考える時には仲介業者に話を聞いて、その会社がどのような姿勢で不動産物件を斡旋し、仲介業務を務めているのかを見ましょう。
確実に利益を得たいのであれば目先の利益だけではなく、信用がおける会社を、ぜひ選んでください。

次回は、海外不動産を実際に購入した例をもとにお話をしたいと思います。

海外不動産を実際に買うには①
海外不動産購入の手続きには何が必要?
海外不動産投資のリスクと可能性について

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